美容と食事
イソフラボン
イソフラボンは、主に大豆に多く含まれているフラボノイド(色素)の一種です。その化学構造が、女性ホルモンの「エストロゲン」に似ていることから、エストロゲンと似た働きをするのではないかと考えられています。
エストロゲンは、骨からカルシウムが溶け出すのを抑えて、骨を保護する働きをしていますが、閉経後の女性はエストロゲンの分泌が少なくなるため、骨がもろくなります。これが骨粗鬆症です。イソフラボンを摂取することにより、骨粗鬆症を防ぐことができます。
またエストロゲンは女性らしい体を作る働きをするため、イソフラボンを補うことにより、美白や肌のツヤといった美容効果や、バストアップ、生理不順の改善などが期待できます。
一方で、イソフラボンは女性ホルモンの分泌過剰を抑える働きもするため、女性ホルモン過剰によって起こる乳がんの予防にも役立つとされています。
イソフラボンの1日の摂取量は40~50mgが目安とされています。これは豆腐なら半丁(約150g)、きな粉なら20g、納豆なら1パック(約60g)ですので、和食が中心の食事なら、だいたい1日で摂取できる量と言えます。多めに摂取しても体外に排出されるので、毎日の食事で摂る限りは、過剰摂取の問題はありません。
サプリメントなどでイソフラボンを過剰摂取すると、女性ホルモンのバランスが崩れ、月経周期が乱れるなどの副作用があるとされています。厚労省の食品安全委員会では、1日当たりのイソフラボン摂取の上限値を70〜75mgとし、うちサプリメントや特定保健食品などで摂取する量は1日当たり30mgまでが望ましいとしています。できるだけ毎日の食事で摂るようにしましょう。